ふじそんです。
別の事業でITやネットワークなどを行っていて防犯カメラ設置も行っています。最近のニュースで保育園の防犯カメラ映像が流出しまくっている話がありました。
最近、防犯カメラは安価になって正直なところ情報収集装置としての機能も含まれて販売されてるケースがあります。国内メーカーでも開発を海外に丸投げしているケースなどの場合、流出する仕組みが搭載されています。
よくあるケースはアカウント設定が不適切で内部に入られているケースが多く、防犯カメラに関する設定やネットワーク知識が無いまま取付けして運用しているケースです。業者も取付けの専門家であってネットワークやセキュリティの専門家ではない可能性もあります。
一番怖かったケースは、防犯カメラから特定のIPアドレスに向かって情報を発信していたケースです。ネットワーク上を流れるパケットをキャプチャーし、某国のa〇〇〇〇〇〇.comに何らかの情報が送信されているのを確認したことがあります^_^;
防犯カメラを設置するには、防犯カメラ自体のアカウント、レコーダーのアカウント、防犯カメラやレコーダーから不正パケットが出ていないか?また通信業者に接続されているルーターのアカウントやファイヤーウォールにセキュリティ上問題がないことを確認し、念の為にパケットキャプチャーを行い不正なデータ通信が行われていないことを確認すべきです。できればネットワーク外からの監視はVPNを用いて確認など、インターネットに接続しない方がよさそうです。
世界中には穴が開いた防犯カメラの一覧サイトなども存在しています。
知識が無ければ学ぶこと、学ぶのが面倒であればお金を用意してプロに任せること。
プロを見抜くにもそれなりの知識が必要で・・・・結局のところ、複雑な社会で便利に生きくためには学びが必要なのかなと感じております。
一応、国家資格のネットワークスペシャリストを所有しており基礎知識を有するのと、ネットワークに関するアプリケーションやマイコンのファームウェアの開発も行っております。


