代表挨拶

にじの森 学童クラブ代表の藤坂浩史です。私たちの学童クラブは、自然に恵まれた環境の中で、子どもたちがのびのびと遊び、健やかに成長できる場を提供しています。ヤギとのふれあいや虫取りや木登り、水遊びなど、五感を使った体験は、子どもたちの感性を豊かに育んでくれます。

私はこれまで研究開発や大学での指導に10年以上関わってきました。その中でも特にICT技術を主体とした科学技術分野に携わってまいりました。その経験を活かし、STEM教育(科学・技術・工学・数学)を取り入れた活動も行っています。身近な素材を使った実験やものづくりを通じて、子どもたちの「なぜ?」「どうして?」という探究心を引き出し、創造力や問題解決力を養うことを目指しています。

遊びと学びが自然に融合したこの環境で、子どもたち一人ひとりの個性と可能性が花開くよう、スタッフ一同、心を込めてサポートしてまいります。今後とも温かいご理解とご協力をお願いいたします。

にじの森学童クラブ
代表 藤坂 浩史


代表の生い立ち

経済的な問題を抱えていた家庭に育ち、中学時代に働くことに憧れ、中学1年生からプログラミングを学び始めました。学費の問題で定時制高校への進学を勧められましたが、どうしてもプログラミングを学びたくて、アルバイトをしながら工業高校に通いました。高校卒業後はシステム会社に就職し、システム開発を軸に、趣味の自動車を通じてものづくりの知識を深めました。

サラリーマンとして医療系システムエンジニアとして働く一方で、30歳の時には長期休暇を取得し、イタリアのラリーチームに電装系開発メンバーとして参加。また、マイコンを用いた小型自動走行ロボットの全国大会では準優勝という成果を収めました。

その後、大学生からプロジェクト型授業における課題の相談を受けたことをきっかけに会社を退職。ヨーロッパに同行し、学生の課題解決を支援しました。帰国後は「藤坂技術事務所(個人事業)」を設立し、大学や企業の研究開発を支援しています。

憧れていた大学にも、働きながら通信制の放送大学に入学。24年間の学びを経て6つの専攻で学位を取得し、名誉学生の称号をいただきました。
専門はICTやものづくりですが、長年の大学生活や多様な社会経験を通じ、幅広い知識を培ってきました。

現在はNPO法人の運営や個人事業を行うとともに、非常勤講師として足利大学では機械・電気関連、前橋工科大学では生体システム装置に関する授業支援を行っています。

小学生時代から現在に至るまで、血縁のない多くの方々に支えられてきた経験から、その恩返しとして、現在は学童クラブの支援にも力を入れています。